サラリーマンでも節税できます
サラリーマンは、給料から税金と社会保険料が源泉徴収として強制的に徴収されるので、節税できることが制限されます。
税金は、大きく分けると所得税(国税)と住民税に大別されます。
所得税は累進課税性で所得に応じて税率が変わります。
所得が330万~695万円で所得税率20%。うちはここに入ります。ちなみに、4000万円を越えたら45%となっています。
住民税は一律10%となっています。
サラリーマンができる節税として以下のものがあります。
- ふるさと納税
- 医療費控除
この中で私がやっているのは、ふるさと納税。あと、今年はインプラントをやったこともあって、医療費控除をやる予定です。
ふるさと納税
既にやっている人も多いかと思いますが、サラリーマンでもできる数少ない節税になります。
実質負担が2000円で返礼品を貰えるという制度ですが、残念ながら金銭では戻ってきません。
それでも、2000円で2000円以上の品物を貰うことができれば実質的には節税となります。
やり方はそんなに難しくもないし、確定申告の必要もないので比較的お手軽に節税できちゃいます。
地方自治体に寄付をすれば、寄付金に応じた返礼品が頂けます。
ここで、注意が必要なのは、上限額が決まっているということです。
上限額を上回ると、単なる寄付で終わってしまうので注意して下さいませ。
上限額は、年収によって変わります。
年収500万円のサラリーマンで61000円程度(独身又は共働き)です。
上限額を正確に知りたいのであれば、「ふるさとチョイス」などのふるさと納税サイトでシミュレーションすれば知ることができます。
また、サラリーマンの場合、ワンストップ制度を使えば確定申告が不要になります。
ワンストップ制度を使う場合、自治体の数が5自治体以内に制限されますのでここも注意して下さい。
上限額が決まれば、あとは各自治体のふるさと納税のサイトで欲しい返礼品を調べて申し込むだけです。
また、「ふるさとチョイス」などのサイトを使えば、欲しい返礼品が直ぐに見つかるので、ふるさと納税サイトの利用をお勧めします。
医療費控除
サラリーマンは関係ないように思われるかも知れませんが、所定の条件を満たせば確定申告することで税金を安くすることができます。
所定の条件とは、1年間で使った医療費が10万円を越えた場合です。
1年間で10万円を越えるって滅多にないかも知れませんが、レーシック、インプラント、不妊治療も対象になります。
例外としては、美容整形になります。
私の場合、インプラントをやったので医療費が30万円程度の予定です。
概算では20万円(10万円を越えた金額)×20%(所得税率)で4万円節税されることになります。
また、家族全員の医療費を計上できるので、妻や子供の分も合わせれば控除額も増加します。
その他の節税
扶養控除なんかもサラリーマンでも可能な節税です。
私の場合、実家の親を扶養していないダメサラリーマンなので、どうやら使えません・・・。
また、副業することで節税することも可能です。
副業は子供が落ち着いたらやってみようと考えています。
まとめ
サラリーマンは、源泉徴収という制度のお陰で節税もできることが制限されます。
それでも、少しでも節税するのであれば、ふるさと納税、医療費控除といった方法があります。
特に、ふるさと納税は確定申告の必要もないのでお勧めです。
ちなみに、年収500万円でも税金と社会保険料が引かれてしまい、手取りは400万円をきってしまうのが現状です。