高配当株投資で配当金を貰おう

高配当株投資は配当金を得られるのが最大のメリット

初心者にはインデックス投資がお勧めです。

これはこれで間違いないのですが、インデックス投資だと悲しいかな配当金は貰えません。

インデックス投資でも配当金は出ているのですが、この配当金は自動的に再投資されます。

なので、インデックス投資では、利益の中に配当金が含まれているものの、配当金を貰っているという実感がいまいち得られません。

投資をしているという実感を得たいのであれば、高配当投資をお勧めします。

高配当株投資の種類

高配当投資の投資手法として、以下のような投資方法があります。

  1. 毎月分配型投資信託
  2. 個別株高配当投資
  3. 高配当株ETF投資

毎月分配型投資信託

この中で真っ先にお勧めしないのは毎月分配型投資信託です。

毎月分配型投資信託は数年前に人気がありましたが、今は人気もなくなり資金が相当流出しているのではないでしょうか。

特別分配金と称して、資産を切り崩して配当金を出すという詐欺のような商品です。

それなら預金を切り崩すのと何ら変わりません。それにも拘わらず、信託報酬が2%を超えていたりしてボッタクリ投資信託の王様です。

もし買うのであれば、もうこれ以上下落しないであろうっていうくらい株価が下落したときくらいですね。

何れにせよ、買ってはいけない商品には間違いないです。

個別株高配当投資

こちらは、配当金のいい個別銘柄を選んで投資する方法です。

配当利回りのいい銘柄はサイトで検索すれば直ぐに出てきます。

配当利回りの1番いい銘柄に投資すれば完了です。これで配当金がガッポリ頂けます!

・・・なんて簡単なものではありません。

配当金は常に保証されるものではなく、いつ減配または無配になるかわかりません。

将来も安定して配当金を得られる銘柄を選ぶ必要があります。

数年前、日産自動車は配当利回りのいい優良銘柄と言われていました。

そして、まさかの無配転落、さらに株価も大幅に下落。

日産自動車だけに投資していたら泣きを見ることになってました。

揖斐星人

高配当株として有名なキャノンも株価が半値になりました・・・。

個別株での高配当株投資はどちらかといえば玄人向き。個別株で高配当を目指すのであれば、複数銘柄に分散することをお勧めします。

高配当株ETF投資

こちらは、毎月分配型投資信託と個別株高配当投資の中間に当たります。

高配当株ETFは、毎月分配型投資信託と違って株式市場で取引されています。

すなわち、個別銘柄と同じように市場が開いているときに売買することができます。

また、毎月分配型投資信託と違って、株の配当金から配当がでます。

株の配当金からなので、企業の業績によって配当も変化します。

とはいえ、資産が切り崩されることがないので、知らないうちに資産が切り崩されるということはありません。

さて、日本の高配当株ETFとして有名なのは、野村証券の日経高配当株50ETF日本株高配当70ETFです。

これらは50社または70社からなる高配当銘柄から構成され、配当利回りが現在4%程度とまずまずとなっています。

これなら、どれか1つの会社が無配に転落しても影響は少なくなります。

また、無配になったり、減配で配当が少なくなった会社が出ると、自動的に構成銘柄が入れ替わるので、手間も省けます。

欠点は、ETF(上場投資信託)なので、毎年信託報酬(管理手数料)がかかることです。

信託報酬が年間で0.3%程度かかりますが、実質的に配当利回りがそれだけ少なくなってしまいます。

また、価格の変動も大きく、配当以上に株価の下落の方が大きくなってしまう恐れもあります。

ちなみに、高配当株に採用されるのは、会社としての成長が殆ど見込めないおじいちゃん企業が多いので、株価の上昇が期待できません。

それでも、個別株高配当投資よりもリスクが小さいので、悪くない投資方法かも知れません。

米国高配当株ETF投資

私が実際にやっているのは、高配当株ETFの中でも米国に特化した米国高配当株ETF投資です。

これは個人的な印象なのですが、日本経済はこれから成長どころか衰退しそうに思います。

ちなみに、経済成長と株価とは高い相関関係があると言われています。

それが理由で、日本の高配当株ETF(日経高配当株50ETFなど)にどうしても踏み切れません。

これに対して、米国はこれからも成長が見込まれます。

米国は30年以上も連続で増配(配当が増加)している会社もあります。

また、配当の増加だけでなく、会社の成長も見込まれることから株価の上昇も見込めます。

総合的に、日本の高配当株ETFよりも米国の高配当株ETFの方が優れていると考えます。

但し、米国高配当株ETFには2つの欠点があります。

  1. 米国の税金がかかる
  2. 為替の影響を受ける

米国は、税金が10%かかります。配当が出ると米国の税金10%かかり、さらにそこから日本の税金20%がかかります。

また、米国高配当株ETFは、ドルで取引されます。

従って、円高になると円建てで資産が目減りします。配当もドルで出るので、配当も円高になると実質目減りします。

これらを考慮しても、私は米国高配当株ETFに魅力を感じています。

なお、税金を少しでも減らしたいのであれば、NISAを使えば日本の税金はなくすことができます。

まとめ

どうせ投資するなら配当金が欲しいという方には、高配当株投資が向いています。

高配当株ETFは、銘柄選択、銘柄入替も運用会社がやってくれるので楽ちん。

特に、米国高配当株ETFは、配当金の増加(増配)や株価の上昇も見込まれ個人的にイチオシです。

※投資はリスクが伴いますので、自己判断でお願いします。

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揖斐川
岐阜に住む40代半ばの2児のおっさんです。 珈琲好きで珈琲を極めたいと思いつつも、まだまだ未熟者。 いつかは焙煎を夢見つつ、毎日の珈琲を楽しんでます。